Bluetoothスピーカーの冒険

スマート音響の新時代

Razer Leviathan V2 X レビュー:コンパクトで高性能なPCサウンドバー

目次

比較概要

PCサウンドバーとして人気のある「YAMAHA SR-C20A」と「Creative Stage 2.1」と、新製品の「Razer Leviathan V2 X」を比較してみました。これらの機種は、USB Type-C対応でBluetooth接続が可能なコンパクトなサウンドバーですが、価格帯やサイズ、機能などに違いがあります。

YAMAHA SR-C20A」は、幅60cmと最も小型で、内蔵サブウーファーとバーチャルサラウンド技術でクリアで没入感のあるサウンドを提供します。声を際立たせる「クリアボイス」機能や、音楽、映画、ゲーム、TVのために特別にチューニングしたサウンドモードがあります。価格.comでの最安値は14,924円(税込)です。

「Creative Stage 2.1」は、幅68cmと中間的なサイズで、別売りのサブウーファーとバーチャルサラウンド技術で迫力あるサウンドを提供します。音声認識アシスタントに対応したリモコンや、音楽、映画、ゲーム、ニュースのために特別にチューニングしたサウンドモードがあります。価格.comでの最安値は16,800円(税込)です。

「Razer Leviathan V2 X」は、幅50cmと最もコンパクトで、フルレンジドライバーとパッシブラジエーターでクリアでダイナミックなオーディオを提供します。Razer Chroma RGBに対応しており、14のライティングゾーンで無数のパターンやダイナミックなゲームライティングが楽しめます。Razer AudioアプリとRazer Synapseに対応しており、RGBライティングやオーディオデバイスの切り替えなどをカスタマイズできます。価格.comでの最安値は15,980円(税込)です。

この記事では、各機種の音質やデザイン、操作性などを具体的に比較し、メリットとデメリットをまとめています。自分のニーズに合わせておすすめの機種を選ぶ方法も提案します。PCサウンドバーをお探しの方はぜひ参考にしてください。

比較表

比較機種 Razer Leviathan V2 X YAMAHA SR-C20A Creative Stage 2.1
イメージ
価格(税込) 15,980円 14,924円 16,800円
サイズ(幅×高さ×奥行き) 50cm×7.8cm×10cm 60cm×6.4cm×9.4cm 68cm×7.8cm×10cm
重量(サウンドバー) 1.8kg 2kg 1.2kg
重量(サブウーファー - 3.3kg(内蔵) 3.07kg(別売り)
出力(サウンドバー) 20W x 2(RMS 20W x 2(最大) 20W x 2(RMS
出力(サブウーファー - 40W(最大) 40W(RMS
周波数特性 85Hz - 20,000Hz 55Hz - 20,000Hz 55Hz - 20,000Hz
Bluetooth バージョン 5.0 5.0 5.0
サウンドモード - 音楽、映画、ゲーム、TV 音楽、映画、ゲーム、ニュース
特殊機能 Razer Chroma RGB 対応
Razer Audio アプリと Razer Synapseに対応
内蔵サブウーファー
バーチャルサラウンド技術
クリアボイス機能
別売りサブウーファー
バーチャルサラウンド技術
音声認識アシスタント対応リモコン
Clear Dialog 機能

比較詳細

今回は、Razer Leviathan V2 XというコンパクトなUSB Type-C対応のゲーミングサウンドバーを紹介します。このサウンドバーは、ゲーム、映画、音楽などあらゆるエンターテイメントに対応しており、Bluetooth 5.0でモバイル機器ともワイヤレスに接続できます。また、Razer Chroma RGBに対応しており、14のライティングゾーンで無数のカラーとパターンをカスタマイズできます。Razer AudioアプリとRazer Synapseにも対応しており、オーディオデバイスの切り替えやイコライザなどの設定も簡単に行えます。

Razer Leviathan V2 Xは、長さわずか400mmとLeviathan V2シリーズで最もコンパクトなデザインです。モニターの下にぴったりフィットし、デスクまわりをすっきり整理できるとともに、鮮明かつ広がりのあるサウンドスケープが体験できます。2つのフルレンジドライバーと2つのパッシブラジエーターにより、クリアな音質と深い響きを実現し、あらゆるエンターテインメントにおいて最高のオーディオ体験をお楽しみいただけます。周波数特性は85Hz - 20,000Hzで、出力は20W x 2(RMS)です。

Razer Leviathan V2 XはUSB Type-Cケーブルのみでの給電に対応しています。簡単なセットアップで、最大90dB (1mの視聴距離時)の大音量でダイナミックなオーディオをお届けします。出力機器の供給電力によって異なりますが、USB Type-C電源アダプターが付属しています。また、入力ボタンを長押しすることで、PCとモバイル機器とのオーディオを切り替えることができます。

YAMAHA SR-C20A

YAMAHA SR-C20Aは、ARC対応のHDMI端子を搭載したコンパクトなサウンドバーです。内蔵サブウーファーとバーチャルサラウンド技術により、テレビの音を聴きやすく、低音と臨場感を再現します。また、「クリアボイス」機能により、ニュースやドラマなどの声がはっきりと聞こえます。Bluetooth 5.0でスマホやPCともワイヤレスに接続でき、音質改善技術「ミュージック・エンハンサー」やAAC対応により、圧縮音源も高音質で聴けます。幅は600mmとコンパクトで、壁掛けも可能です。

YAMAHA SR-C20Aは、価格.comのユーザーレビューで平均3.88点(5点満点)という高い評価を得ています。特にデザインやサイズに関しては、カテゴリ平均よりも高い投票平均を獲得しています。レビューでは、「高齢者におすすめ」「目立たず高級感もある」「低音が効いて迫力がある」「声が聞き取りやすい」「セットアップが簡単」「BluetoothスマホやPCの音楽も聴ける」といったメリットが挙げられています。

一方で、YAMAHA SR-C20Aにも欠点や改善点はあります。レビューでは、「HDMIケーブルが付属していない」「音量調整が細かくできない」「リモコンが安っぽい」「音質にこだわる人には物足りない」といったデメリットが指摘されています。また、GamesRadar+のレビューでは、「USB入力がない」「バーチャルサラウンド技術が弱い」という欠点が挙げられています。

メリットとデメリット

メリット

  • コンパクトなデザインで、デスクやモニターの下に置きやすい
  • USB Type-Cケーブルのみで給電と音声入力が可能で、配線がシンプル
  • Bluetooth 5.0でモバイル機器ともワイヤレスに接続できる
  • Razer Chroma RGBに対応しており、14のライティングゾーンでカラーとパターンをカスタマイズできる
  • Razer AudioアプリとRazer Synapseに対応しており、オーディオデバイスの切り替えやイコライザなどの設定が簡単に行える
  • フルレンジドライバーとパッシブラジエーターにより、クリアな音質と深い響きを実現する

デメリット

  • HDMIケーブルが付属していないため、別途購入する必要がある
  • USB入力以外の入力端子がないため、接続できるデバイスに制限がある
  • サブウーファーが内蔵されていないため、重低音が弱い
  • バーチャルサラウンド技術が弱く、臨場感が乏しい
  • 音量調整が細かくできないため、微妙な音量調節が難しい
  • リモコンが安っぽく、操作感が悪い

まとめ

今回は、Razer Leviathan V2 Xというゲーミングサウンドバーについて比較詳細を書いてみました。このサウンドバーは、USB Type-Cケーブルのみで給電と音声入力が可能で、コンパクトなデザインでデスクやモニターの下に置きやすいという特徴があります。また、Bluetooth 5.0でモバイル機器ともワイヤレスに接続でき、Razer Chroma RGBに対応しており、カラーとパターンをカスタマイズできるという点も魅力的です。音質に関しては、フルレンジドライバーとパッシブラジエーターにより、クリアな音質と深い響きを実現しており、中高音域の細かい音もしっかりと聞こえます。

しかし、Razer Leviathan V2 Xにも欠点や改善点はあります。まず、HDMIケーブルが付属していないため、別途購入する必要があります。また、USB入力以外の入力端子がないため、接続できるデバイスに制限があります。さらに、サブウーファーが内蔵されていないため、重低音が弱く、迫力や臨場感が乏しいと感じる場合もあります。音量調整も細かくできないため、微妙な音量調節が難しいという問題もあります。リモコンも安っぽく、操作感が悪いという声もあります。

以上のことから、Razer Leviathan V2 Xは、コンパクトでシンプルなゲーミングサウンドバーを探している人や、RGBライティングでセットアップを彩りたい人におすすめです。価格も1万5千円台と手頃です。しかし、音質にこだわる人や、重低音やバーチャルサラウンドを楽しみたい人には物足りないかもしれません。その場合は、サブウーファーHDMI入力を搭載したRazer Leviathan V2やRazer Leviathan V2 Proを検討すると良いでしょう。

引用