Bluetoothスピーカーの冒険

スマート音響の新時代

FOSTEX PM0.3BDはBluetooth&USB接続に対応したデスクトップスピーカーの新機軸!同価格帯の人気モデルと比較してみた

目次

比較概要

FOSTEX PM0.3BDは、BluetoothとUSBに対応したデスクトップスピーカーです。3インチのウーファーと0.75インチのツィーターを搭載し、高音質なサウンドを再生できます。また、ヘッドホン端子やボリュームコントロールも備えており、使い勝手も抜群です。

今回は、同じ価格帯で人気のあるアクティブスピーカーと比較してみました。比較対象は以下の2機種です。

  • Edifier R1700BTs:Bluetooth 5.0に対応したブックシェルフ型スピーカー。4インチのウーファーと19mmのツィーターを搭載し、パワフルなサウンドを提供します。リモコンやサブウーファー出力端子も装備しています。
  • サンワサプライ MM-SPL9BK:ツィーター搭載の2chマルチメディアスピーカー。2.75インチのウーファーと1インチのツィーターを搭載し、クリアなサウンドを再生します。USB給電タイプでコンパクトなサイズ感が特徴です。

FOSTEX PM0.3BDは、BluetoothとUSBに対応したデスクトップスピーカーとして優れた性能を持っています。他の2機種と比べても、音質や機能面で見劣りしないレベルです。しかし、それぞれに特徴やメリット・デメリットがありますので、詳しく見ていきましょう。

比較表

比較機種 FOSTEX PM0.3BD Edifier R1700BTs サンワサプライ MM-SPL9BK
イメージ
価格(税込) オープン価格(1ペア) オープン価格(1ペア) 5,280円(1ペア)
エンクロージャー方式 2ウェイ・バスレフ方式 2ウェイ・バスレフ方式 2ウェイ・密閉方式
低音域ドライバー 75mmコーンウーハー 4インチコーンウーハー 2.75インチコーンウーハー
高音域ドライバー 19mmソフトドームツィーター 19mmシルクドームツィーター 1インチソフトドームツィーター
アンプ出力 15W + 15W 15W + 18W 5W + 5W
周波数特性 100Hz - 40kHz 60Hz - 20kHz 80Hz - 20kHz
Bluetooth対応 あり(Ver.5.0) あり(Ver.5.0) なし
USB接続対応 あり(Type-C) なし あり(Type-A)
サブウーハー出力端子 あり(RCAピンジャック) あり(RCAピンジャック) なし

比較詳細

FOSTEX PM0.3BDは、BluetoothやUSB-DACを内蔵し、サブスク音楽や動画配信を高音質なサウンドにより楽しめるアクティブスピーカーです。PCオーディオのリスニングや動画配信のモニターなど、アプリケーションに合わせて音質を切り替えられる「MUSIC / VOICE」モード切り替え機能を搭載しています。さらにはDSPによる緻密な調整を施すことで、PC音源やサブスク音楽・動画をはじめエンタメからゲームまで、デスクトップで迫力あるサウンド空間を提供します。

FOSTEX PM0.3BDは、新設計の75mmウーハーと19mmソフトドームツィーターを搭載しています。グラスファイバー振動板ウーハーとシルクドームツィーターは、DSPによる緻密な音質調整と相まって量感溢れる低域から張りのある中域、伸びやかな高域まで、ハイレゾ音源に対応する高品位なサウンドを提供します。また、エンクロージャーとアンプ部の構造を分離することで、エンクロージャー内部の音による回路部品の不要な空気振動を遮断し15W+15Wのデジタルアンプの性能をフルに引き出す構造としています。

FOSTEX PM0.3BDは、入力ソースとしてデジタル(Bluetooth / USB)とアナログ(AUX)に対応しています。Bluetoothスマートフォン、USBはPC、アナログはオーディオインターフェースなど、複数入力を切り替えての使用が可能です。また、本体前面に装備のボリュームノブやインプットセレクターにより優れた操作性を確保しています。さらに、サブウーハー接続端子も装備しており、ライブの臨場感や迫力を増すアクティブ・サブウーハーPM-SUBmini2などを簡単に接続できます。

FOSTEX PM0.3BDは、周波数特性が100Hz - 40kHzと広く、ハイレゾ音源に対応する高品位なサウンドを提供します。他の比較機種よりも高域が伸びやかで、細かな音のニュアンスも聴き取れます。また、アンプ出力は15W + 15Wと十分なパワーがあり、デスクトップで迫力あるサウンド空間を提供します。

FOSTEX PM0.3BDは、Bluetooth標準規格Ver.5.0に対応しており、スマートフォンタブレットなどのBluetooth機器とワイヤレスで接続できます。また、USB端子はType-Cを採用しており、PCとUSBケーブル一本で接続できます。USB-DACはサンプリング周波数が44.1/48.0/88.2/96.0kHz、ビット深度が16/24bitに対応しており、高音質なPCオーディオを楽しめます。

FOSTEX PM0.3BDは、再生する音源の種類に応じた音質を切り替え可能な「MUSIC / VOICE」モードスイッチを搭載しています。「MUSIC」モードはPCオーディオやスマートフォンでのリスニング、DTMなどに適した音質です。「VOICE」モードはインターネット配信でのナレーションなど声を中心としたモニターに適した音質です。用途に合わせて最適な音質を選べます。

メリットとデメリット

メリット

  • BluetoothやUSB-DACを内蔵し、ワイヤレスやPCオーディオで高音質なサウンドを楽しめる。
  • 再生する音源の種類に応じた音質を切り替え可能な「MUSIC / VOICE」モードスイッチを搭載し、用途に合わせて最適な音質を選べる。
  • 新設計の75mmウーハーと19mmソフトドームツィーターを搭載し、ハイレゾ音源に対応する高品位なサウンドを提供する。
  • エンクロージャーとアンプ部の構造を分離し、デジタルアンプの性能をフルに引き出す構造としている。
  • サブウーハー接続端子を装備し、ライブの臨場感や迫力を増すアクティブ・サブウーハーPM-SUBmini2などを簡単に接続できる。
  • 優れた省エネ性能を示すUL Energy Verifiedの認証を取得し、無音状態が15分続いた場合に消費電力を低減する省電力モードを装備している。

デメリット

  • BluetoothはSBCとAACのコーデックにしか対応しておらず、aptXやLDACなどの高音質コーデックには対応していない。
  • USB端子はType-Cしか採用しておらず、Type-AやType-Bの端子が必要な場合は別途変換ケーブルが必要になる。
  • 周波数特性が100Hzからと低域がやや弱く、重低音が欲しい場合はサブウーハーの接続が必要になる。

まとめ

FOSTEX PM0.3BDは、BluetoothやUSB-DACを内蔵したデスクトップスピーカーの新機軸です。サブスク音楽や動画配信を高音質なサウンドにより楽しめるだけでなく、PCオーディオのリスニングや動画配信のモニターなど、アプリケーションに合わせて音質を切り替えられる「MUSIC / VOICE」モード切り替え機能を搭載しています。また、新設計の75mmウーハーと19mmソフトドームツィーターを搭載し、ハイレゾ音源に対応する高品位なサウンドを提供します。エンクロージャーとアンプ部の構造を分離し、デジタルアンプの性能をフルに引き出す構造としており、サブウーハー接続端子も装備しています。優れた省エネ性能を示すUL Energy Verifiedの認証も取得しています。

一方で、BluetoothはSBCとAACのコーデックにしか対応しておらず、aptXやLDACなどの高音質コーデックには対応していません。USB端子はType-Cしか採用しておらず、Type-AやType-Bの端子が必要な場合は別途変換ケーブルが必要になります。周波数特性が100Hzからと低域がやや弱く、重低音が欲しい場合はサブウーハーの接続が必要になります。

以上のことから、FOSTEX PM0.3BDは、デスクトップで迫力あるサウンド空間を提供したい方や、PCオーディオや動画配信で高音質なサウンドを楽しみたい方におすすめです。BluetoothやUSB-DACを内蔵し、ワイヤレスやPCオーディオで高音質なサウンドを楽しめる点や、「MUSIC / VOICE」モード切り替え機能で用途に合わせて最適な音質を選べる点は他の比較機種にはない魅力です。また、ハイレゾ音源に対応する高品位なサウンドや省エネ性能も高く評価できます。一方で、Bluetoothの高音質コーデックに対応していない点や、USB端子がType-Cしかない点は注意が必要です。また、低域が弱く重低音が欲しい場合はサブウーハーの接続が必要です。

FOSTEX PM0.3BDは、Bluetooth&USB接続に対応したデスクトップスピーカーの新機軸です。デスクトップで迫力あるサウンド空間を提供したい方や、PCオーディオや動画配信で高音質なサウンドを楽しみたい方には、ベストチョイスと言えるでしょう。

引用

FOSTEX PM0.3BDのメーカーサイトは以下のとおりです。