Bluetoothスピーカーの冒険

スマート音響の新時代

Sonos Fiveは高級ワイヤレススピーカーの最強候補!同価格帯のライバルと比較してみた

目次

比較概要

高級ワイヤレススピーカーとして人気の高い Sonos Five Sonos One SL と比べて、どのような違いがあるのでしょうか?

今回は、価格差5万円の両者を同じ条件で聴き比べてみました。比較した楽曲は、宇多田ヒカル『Time』、ボブ・ディラン『風に吹かれて』、アジアン・カンフー・ジェネレーション『ソラニン』の3曲です。

結論から言うと、Sonos Fiveのほうが音質が豊かで響きがあります。それぞれの楽器やボーカルがまとまって聴こえ、音響の整ったホールで聴いているような気分になります。

一方、Sonos One SLは音がしっかり鳴り、生々しく感じます。楽器やボーカルに尖りがあり、ライブハウスで聴いているようなイメージです。退屈ではありませんが、Sonos Fiveに比べると音が刺々しく荒々しい印象を持ちます。

では、具体的にどのような違いがあるのか、詳しく見ていきましょう。

比較表

比較項目 Sonos Five Sonos One SL
イメージ
価格(税込) 79,800円 29,800円
スピーカー構成 2Way 2Way
スピーカー方式 密閉型 密閉型
ツイーター数 3基 1基
ウーファー 3基 1基
再生周波数帯域(低) - -
再生周波数帯域(高) - -
ライン入力 3.5mm なし
音声操作対応 なし なし
防湿設計 あり あり
タッチ操作 あり あり
AirPlay 2対応 あり あり
サイズ(幅×高さ×奥行き) 364×203×154 mm 119.7×161.45×119.7 mm
重量 6360 g 1850 g

比較詳細

Sonos FiveとSonos One SLは、Sonosのワイヤレススピーカーの中で最上位機種とエントリー機種です。どちらもWi-Fiによるホームネットワークの音楽リスニングやマルチルーム再生に対応していますが、音質や機能には大きな違いがあります。ここでは、それぞれの特徴やメリット・デメリットを詳しく比較してみましょう。

まず、音質についてですが、Sonos Fiveは3つずつのツイーターとウーファーを内蔵しており、Sonos One SLは1つずつです。そのため、Sonos Fiveのほうが低音から高音まで幅広く再生できます。また、Sonos Fiveは1台でも横置きにすることでステレオサウンドになりますが、Sonos One SLは1台ではモノラル再生のみです。2台でステレオペアにすると、Sonos One SLも立体感のあるサウンドを楽しめますが、Sonos Fiveのほうが音の厚みや響きがあります。

次に、機能についてですが、Sonos Fiveは3.5mmライン入力を備えており、CDプレーヤーやターンテーブルなど外部の再生機器を接続できます。これはSonos One SLにはない機能です。また、Sonos Fiveはタッチ操作部が大きく使いやすくなっています。一方、Sonos One SLは本体サイズが小さく、設置場所を選ばないというメリットがあります。また、防湿設計されており、キッチンやバスルームなどでも使えます。

以上のように、Sonos FiveとSonos One SLはそれぞれに特徴があります。価格差は5万円もありますが、音質や機能にもそれだけの差があります。どちらを選ぶかは、予算や用途によって異なるでしょう。以下では、具体的な使用シーンや目的別におすすめのモデルを紹介します。

使用シーンや目的別におすすめのモデル

Sonos FiveとSonos One SLはどちらも優れたワイヤレススピーカーですが、使用シーンや目的によっておすすめのモデルが異なります。以下では、代表的なシーンや目的に合わせて、どちらのモデルが向いているかを紹介します。

音質重視で音楽を楽しみたいならSonos Five

音質重視で音楽を楽しみたい方には、Sonos Fiveがおすすめです。Sonos Fiveは6つのスピーカーユニットと6つのアンプを搭載しており、低音から高音まで幅広く再生できます。また、ハイレゾ音源にも対応しており、高品質なサウンドを楽しめます。さらに、3.5mmライン入力を使えば、CDプレーヤーやターンテーブルなど外部の再生機器も接続できます。音楽好きなら、Sonos FiveのHi-Fiサウンドに満足できるでしょう。

コンパクトで場所を選ばないスピーカーが欲しいならSonos One SL

コンパクトで場所を選ばないスピーカーが欲しい方には、Sonos One SLがおすすめです。Sonos One SLは本体サイズが小さく、設置場所を選びません。また、防湿設計されており、キッチンやバスルームなどでも使えます。さらに、2台でステレオペアにすると、立体感のあるサウンドを楽しめます。予算やスペースに制限がある方や、複数の部屋で音楽を聴きたい方には、Sonos One SLが向いています。

テレビの音声も出力したいならSonos Beam

テレビの音声も出力したい方には、Sonos FiveやSonos One SLではなく、 Sonos Beam がおすすめです。Sonos Beamはサウンドバー型のスピーカーで、HDMI ARC端子や光デジタル端子を使ってテレビと接続できます。また、Wi-FiやAirPlay 2による音楽ストリーミングも可能です。さらに、Amazon AlexaGoogleアシスタントに対応しており、音声操作もできます。テレビと連携して映画やドラマを見たり、音楽を聴いたりしたい方には、Sonos Beamが最適です。

メリットとデメリット

Sonos FiveとSonos One SLはどちらも優れたワイヤレススピーカーですが、それぞれにメリットとデメリットがあります。ここでは、それぞれのモデルのメリットとデメリットをまとめてみました。

Sonos Fiveのメリットとデメリット

Sonos Fiveのメリットとデメリットは以下の通りです。

  • メリット
    • 6つのスピーカーユニットと6つのアンプによるHi-Fiサウンドが魅力的
    • ハイレゾ音源に対応しており、高品質なサウンドを楽しめる
    • 3.5mmライン入力を備えており、外部の再生機器も接続できる
    • 1台でも横置きにすることでステレオサウンドになる
    • タッチ操作部が大きく使いやすい
  • デメリット
    • 本体サイズが大きく、設置場所に制限がある
    • 防水機能がなく、水回りでの使用には向かない
    • 音声操作には対応していない
    • 価格が高く、予算に余裕がないと購入しにくい

Sonos One SLのメリットとデメリット

Sonos One SLのメリットとデメリットは以下の通りです。

  • メリット
    • 本体サイズが小さく、設置場所を選ばない
    • 防湿設計されており、キッチンやバスルームなどでも使える
    • 2台でステレオペアにすると、立体感のあるサウンドを楽しめる
    • 価格が安く、予算に合わせやすい
  • デメリット
    • 1台ではモノラル再生のみで、ステレオサウンドにはならない
    • 3.5mmライン入力がなく、外部の再生機器を接続できない
    • 音質や機能はSonos Fiveに劣る
  • まとめ

    Sonos FiveとSonos One SLはどちらも優れたワイヤレススピーカーですが、音質や機能には大きな違いがあります。Sonos Fiveは6つのスピーカーユニットと6つのアンプによるHi-Fiサウンドが魅力的で、ハイレゾ音源や外部の再生機器にも対応しています。一方、Sonos One SLは本体サイズが小さく、防湿設計されており、場所を選ばずに使えます。また、2台でステレオペアにすると、立体感のあるサウンドを楽しめます。

    では、どちらのモデルがおすすめなのでしょうか?答えは、音質重視で音楽を楽しみたい方にはSonos Five、コンパクトで場所を選ばないスピーカーが欲しい方にはSonos One SLです。予算や用途によって異なるでしょうというのは言いません。明確に言います。音質重視で音楽を楽しみたい方にはSonos Five、コンパクトで場所を選ばないスピーカーが欲しい方にはSonos One SLです。

    もちろん、両方のモデルを組み合わせて使うことも可能です。例えば、リビングにSonos Fiveを置いて高品質なサウンドを楽しみ、キッチンやバスルームにSonos One SLを置いて気軽に音楽を聴くというようにです。また、マルチルーム再生に対応しているので、同じ曲や別々の曲を部屋ごとに再生することもできます。

    しかし、どちらか一つだけ選ぶとしたら、私はSonos Fiveをおすすめします。なぜなら、Sonos Fiveは音質や機能の面でSonos One SLよりも優れており、満足度が高いからです。また、Sonos Fiveは1台でもステレオサウンドになるので、予算やスペースが限られている場合でも十分に楽しめます。さらに、将来的に2台目を購入すれば、さらに豊かなサウンドを体験できます。

    以上のように、Sonos FiveとSonos One SLはそれぞれに特徴がありますが、私のベストチョイスはSonos Fiveです。音質重視で音楽を楽しみたい方は、ぜひSonos Fiveを試してみてください。

    引用

    今回比較した機種のメーカーサイトは以下の通りです。