目次
比較概要
Bluetoothスピーカーは、スマホやタブレットとワイヤレスで接続して音楽を楽しめる便利なアイテムです。しかし、製品によって音質や機能性が異なります。今回は、2023年に発売された人気の高音質Bluetoothスピーカー、 SONY SRS-XB23 JBL Flip 6 Bose SoundLink Flex を比較してみました。
SONY SRS-XB23は、ソニーが開発した高音質コーデック「LDAC」に対応し、ハイレゾ音源の再生が可能です。また、「MEGA BASS」モードで迫力のある低音を出力できます。防水・防塵・耐衝撃性能も備えており、アウトドアでも安心して使えます。
JBL Flip 6は、JBLの代名詞ともいえる「JBLサウンド」を再現する2Wayスピーカーを搭載しています。高音から低音までバランスの良いサウンドで音楽を楽しめます。また、「JBL Party Boost」機能で複数台のスピーカーを接続して一斉に鳴らすこともできます。IP67の防じん・防水性能も持っています。
Bose SoundLink Flexは、Bose独自の「PositionIQテクノロジー」が置き方やポジションに応じて自動で音質を最適化します。どんな設置方法でも臨場感あふれるサウンドを再生できます。また、丈夫な「ユーティリティループ」でさまざまな物に取り付けられます。IP67の防じん・防水性能もあります。
これら3つのBluetoothスピーカーはどれも魅力的ですが、それぞれに特徴があります。あなたはどれを選びますか?以下では、それぞれのBluetoothスピーカーの比較表と比較詳細を見ていきましょう。
比較表
比較項目 | SONY SRS-XB23 | JBL Flip 6 | Bose SoundLink Flex |
---|---|---|---|
イメージ | |||
価格(税込) | 12,980円 | 14,300円 | 19,800円 |
サイズ(幅×高さ×奥行) | 76×218×76mm | 69×181×74mm | 201.4×90.4×52.3mm |
重量 | 580g | 550g | 580g |
防水・防塵性能 | IP67+防錆対応 | IP67 | IP67 |
スピーカー構成 | フルレンジ×2、パッシブラジエーター×2(モノラル/ステレオ切り替え可) | ウーファー×1、ツイーター×2(2Way) | フルレンジ×1、パッシブラジエーター×2(モノラル) |
出力 | 非公開 | 30W(ウーファー20W、ツイーター10W) | 非公開 |
バッテリー持続時間 | 約12時間 | 約12時間 | 約12時間 |
充電時間 | 約4時間 | 約2.5時間 | 約4.5時間 |
対応コーデック | SBC | SBC、AAC | SBC、AAC、LDAC |
Bluetoothバージョン | 4.2 | 5.1 | 5.0 |
マイク機能 | あり(ハンズフリー通話可) | なし | あり(ハンズフリー通話可) |
比較詳細
BOSE、JBL、SONYの3大オーディオブランドがそれぞれ発売したBluetoothスピーカーは、どれも1万円台で購入できるお手頃価格ながら、高い音質と防水性能を備えています。しかし、それぞれに特徴や違いがありますので、ここでは詳しく比較してみましょう。
まず、BOSEの「SoundLink Flex Bluetooth Speaker」は、BOSEならではの迫力ある重低音と中高音の明瞭さを兼ね備えたサウンドが魅力です。縦置きも横置きも可能で、置き方によって自動で音質を調整する「PositionIQテクノロジー」も搭載しています。また、ハンズフリー通話にも対応しており、マイク機能も備えています。デザインもシンプルでスタイリッシュで、カラーバリエーションも豊富です。
次に、JBLの「FLIP6」は、ウーファーとツイーターの2WAYスピーカーを採用し、低音と高音のメリハリが効いたダイナミックなサウンドが特徴です。バッテリー持続時間は約12時間と長く、充電時間も2.5時間と短いので、アウトドアでも安心して使えます。また、複数台をチェーン接続してパーティーモードにすることもできます。デザインもコンパクトでカラフルで、持ち運びやすいです。
最後に、SONYの「SRS-XB23」は、低音と中高音のバランスが取れたオールラウンダーなサウンドが特徴です。SBCやAACに加えてLDACにも対応し、高音質なBluetooth伝送が可能です。また、縦置きと横置きでステレオ/モノラル切り替えができるので、場所や用途に合わせて使い分けることができます。デザインもシンプルでスタイリッシュで、IP67に加えて防錆機能も備えています。
次に、操作性やアプリの対応について見てみましょう。BOSEとSONYは専用のアプリを使って、スピーカーの設定やイコライザーの調整ができます。JBLはアプリでパーティーモードやステレオモードに切り替えることができますが、イコライザーの調整はできません。また、BOSEとSONYは音声アシスタントに対応しており、スマートフォンと連携して音声操作ができます。JBLは音声アシスタントに対応していませんが、ボタン操作で音量や再生/一時停止などの基本的な操作ができます。
最後に、防水性能や耐久性について見てみましょう。3機種ともIPX7の防水性能を持っており、水没や雨天でも安心して使えます。また、耐衝撃性や耐塵性も備えており、アウトドアでも活躍します。特にSONYは防錆機能もあるので、海水にも強いです。BOSEとJBLは取り外し可能なストラップを付属しており、持ち運びや吊るしやすさに優れています。SONYはストラップが付属していませんが、本体に穴が開いているので自分でストラップを通すことができます。
メリットとデメリット
それぞれのスピーカーには、メリットとデメリットがあります。ここでは、主なポイントを挙げてみましょう。
BOSE SoundLink Flex
メリット
- 重低音と中高音のバランスが良く、高級感のあるサウンドが楽しめる。
- 縦置きも横置きもでき、置き方によって音質を自動調整する機能がある。
- 音声アシスタントに対応し、音声操作ができる。
- カラーバリエーションが豊富で、デザインがシンプルでスタイリッシュ。
デメリット
- 価格が高く、コストパフォーマンスが低い。
- Bluetoothのバージョンが4.2で、最新の規格に対応していない。
- 対応コーデックがSBCとAACのみで、高音質なLDACに対応していない。
- ステレオ/モノラル切り替えができない。
JBL FLIP6
メリット
- ウーファーとツイーターの2WAYスピーカーで、低音と高音のメリハリが効いたダイナミックなサウンドが楽しめる。
- バッテリー持続時間が長く、充電時間が短い。
- 複数台をチェーン接続してパーティーモードにすることができる。
- デザインがコンパクトでカラフルで、持ち運びやすい。
デメリット
SONY SRS-XB23
メリット
- 低音と中高音のバランスが良く、オールラウンダーなサウンドが楽しめる。
- SBCやAACに加えてLDACにも対応し、高音質なBluetooth伝送が可能。
- 縦置きと横置きでステレオ/モノラル切り替えができる。
- IP67に加えて防錆機能もあるので、海でも使える。
デメリット
- 出力電力が低く、迫力あるサウンドには欠ける。
- バッテリー持続時間が短く、充電時間が長い。
- カラーバリエーションが少なく、デザインが地味。
- ストラップが付属していない。
まとめ
BOSE SoundLink Flex、JBL FLIP6、SONY SRS-XB23は、それぞれに特徴があるBluetoothスピーカーです。どれも防水性能や耐衝撃性を備えており、アウトドアでも使えます。しかし、音質や機能性、デザインや価格などには違いがあります。ここでは、それぞれのスピーカーのベストチョイスとなるタイプの人を紹介します。
BOSE SoundLink Flex
BOSE SoundLink Flexは、重低音と中高音のバランスが良く、高級感のあるサウンドが楽しめるスピーカーです。縦置きも横置きもでき、置き方によって音質を自動調整する機能があります。音声アシスタントに対応し、音声操作ができます。カラーバリエーションが豊富で、デザインがシンプルでスタイリッシュです。しかし、価格が高く、コストパフォーマンスが低いです。Bluetoothのバージョンが4.2で、最新の規格に対応していません。対応コーデックがSBCとAACのみで、高音質なLDACに対応していません。ステレオ/モノラル切り替えができません。
ベストチョイス
BOSE SoundLink Flexは、高級感のあるサウンドを求める人におすすめです。音質にこだわりがあり、低音と高音のメリハリが効いたダイナミックなサウンドを楽しみたい人には最適です。また、音声アシスタントを使ってスマートフォンと連携したい人にも向いています。デザインもシンプルでカラフルなので、インテリアにも合わせやすいです。しかし、価格が高いので、予算に余裕がある人に限られます。
JBL FLIP6
JBL FLIP6は、ウーファーとツイーターの2WAYスピーカーで、低音と高音のメリハリが効いたダイナミックなサウンドが楽しめるスピーカーです。バッテリー持続時間が長く、充電時間が短いです。複数台をチェーン接続してパーティーモードにすることができます。デザインがコンパクトでカラフルで、持ち運びやすいです。しかし、マイク機能がなく、ハンズフリー通話や音声アシスタントに対応していません。イコライザーの調整ができません。防錆機能がなく、海水に弱いです。ステレオ/モノラル切り替えができません。
ベストチョイス
JBL FLIP6は、パーティーやアウトドアで盛り上がりたい人におすすめです。低音と高音のメリハリが効いたダイナミックなサウンドで、友人や家族と楽しみたい人には最適です。また、バッテリー持続時間が長く、充電時間が短いので、長時間の使用にも対応できます。デザインもコンパクトでカラフルなので、持ち運びやすく、目立ちます。しかし、マイク機能がないので、通話や音声操作ができません。
SONY SRS-XB23
SONY SRS-XB23は、低音と中高音のバランスが良く、オールラウンダーなサウンドが楽しめるスピーカーです。SBCやAACに加えてLDACにも対応し、高音質なBluetooth伝送が可能です。縦置きと横置きでステレオ/モノラル切り替えができます。IP67に加えて防錆機能もあるので、海でも使えます。しかし、出力電力が低く、迫力あるサウンドには欠けます。バッテリー持続時間が短く、充電時間が長いです。カラーバリエーションが少なく、デザインが地味です。ストラップが付属していません。
ベストチョイス
SONY SRS-XB23は、高音質と防水性能を求める人におすすめです。低音と中高音のバランスが良く、どんなジャンルの音楽も楽しめます。また、LDACに対応しているので、高音質なBluetooth伝送が可能です。縦置きと横置きでステレオ/モノラル切り替えができるのも便利です。防水性能や防錆機能もあるので、海でも使えます。しかし、出力電力が低いので、大音量で聴きたい人には物足りないかもしれません。