目次
比較概要
JBL PARTYBOX 310は、240Wの出力と18時間のバッテリーで、屋内外問わずパーティーを盛り上げるスピーカーです。ライトショー機能やマイク/ギター入力も搭載しています。しかし、この製品は決して安くはありません。同じような価格帯で人気のある他のスピーカーと比較して、どのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
今回は、JBL PARTYBOX 310と同じような価格帯で人気のある2つのスピーカー、Sony SRS-XV900とMarshall Woburn IIIとの比較を行います。それぞれのスピーカーの特徴や性能を紹介し、メリットやデメリットを分析します。最後に、あなたにおすすめのスピーカーをまとめます。
Sony SRS-XV900 は、Sonyのワイヤレスポータブルスピーカーの中で最も高い音圧を誇ります。3ウェイドライバーシステムとオムニディレクショナルサウンドで、どこにいても迫力のサウンドが楽しめます。また、HDMI端子を搭載しており、テレビに接続してテレビサウンドブースターとしても使用できます。
Marshall Woburn III は、Marshallブランドの中で最も大きいスピーカーです。6インチのウーファーと3/4インチのツイーター、2インチのミッドレンジドライバーを搭載し、どんな空間も圧倒的なマーシャルサウンドで満たします。また、配置補正機能やダイナミックラウドネスにより、設置場所や音量に合わせて音質が最適化されます。
比較表
比較項目 | JBL PARTYBOX 310 | Sony SRS-XV900 | Marshall Woburn III |
---|---|---|---|
イメージ | |||
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 325×687×367mm | 1060×220×231mm | 400×310×200mm |
重量 | 17.42kg | 14kg | 8.55kg |
総合出力 | 240W | 200W | 130W |
スピーカーユニットの構成 | 2ウェイ(ウーファー×2、ツイーター×2) | 3ウェイ(ウーファー×2、ミッドレンジ×2、ツイーター×2) | 2ウェイ(ウーファー×2、ツイーター×2)+ミッドレンジドライバー×2 |
バスレフポート/パッシブラジエータの有無 | バスレフポートあり(前面) | パッシブラジエータあり(側面) | バスレフポートあり(後面) |
バッテリー駆動時間 | 最大18時間 | 最大14時間 | 非対応(AC電源のみ) |
防水性能 | IPX4(生活防水) | IPX4(生活防水) | 非対応 |
Bluetooth規格 | 5.1 | 5.0 | 5.0 |
Bluetooth圧縮規格 | A2DP V1.3, AVRCP V1.6 | A2DP V1.3, AVRCP V1.6, LDAC, AAC, SBC | A2DP V1.3, AVRCP V1.6, aptX, AAC, SBC |
その他の機能・特徴 | ライトショー機能、カラオケ機能、TWS機能、USBポート、マイク入力×2、ギター入力×1、ボイスキャンセル機能、ベースブースト機能、リモコン付属、JBL PartyBoxアプリ対応 | ライトショー機能、カラオケ機能、TWS機能、USBポート、マイク入力×2、ギター入力×1、MEGA BASS機能、Fiestableアプリ対応、Music Centerアプリ対応 | トレブルコントロール、ベースコントロール、マルチホスト機能、マーシャルBluetoothアプリ対応 |
比較詳細
今回は、大型Bluetoothスピーカーの中から、JBL PARTYBOX 310、Sony SRS-XV900、Marshall Woburn IIIの3機種を比較してみました。それぞれの特徴やメリット・デメリットを紹介します。
JBL PARTYBOX 310
JBL PARTYBOX 310は、スーツケースのようにハンドルとホイールで持ち運べるポータブルBluetoothスピーカーです。最大約240Wの出力で、迫力のある低音とクリアな高音を再生できます。バスポートの構造を最適化し、ベースブースト機能も搭載しているので、低音好きにはたまらないスピーカーです。また、ライトショー機能で、音楽に合わせて光るリングライトがパーティーを盛り上げます。カラオケ機能もあり、マイク入力やギター入力も備えています。バッテリー駆動時間は最大18時間で、USBポートからスマートフォンなどの充電も可能です。防滴性能IPX4にも対応しているので、屋外でも安心して使えます。JBL PartyBoxアプリで簡単に設定や操作ができます。TWS機能で別のJBL PARTYBOX 310とワイヤレスでペアリングすることもできます。
Sony SRS-XV900
Sony SRS-XV900は、360度全方位に音を拡散させるBluetoothスピーカーです。X-Balanced Speaker UnitとMica Reinforced Cellularコーンを採用し、歪みの少ない高音質を実現しています。また、MEGA BASS機能で低音域を強化し、パワフルなサウンドを楽しめます。ライトショー機能もあり、スピーカー前面と背面にあるLEDライトが音楽に合わせて色やパターンを変えます。カラオケ機能もあり、マイク入力やギター入力も備えています。バッテリー駆動時間は最大14時間で、USBポートからスマートフォンなどの充電も可能です。防滴性能IPX4にも対応しているので、屋外でも安心して使えます。FiestableアプリやMusic Centerアプリで簡単に設定や操作ができます。TWS機能で別のSony SRS-XV900とワイヤレスでペアリングすることもできます。
Marshall Woburn III
Marshall Woburn IIIは、ギターアンプのようなデザインが特徴的なBluetoothスピーカーです。50W×2のウーファーと15W×2のツイーターを搭載し、豊かなサウンドを再生できます。トレブルコントロールとベースコントロールで音質を調整することができます。また、aptXコーデックに対応しており、高音質なBluetooth伝送が可能です。マルチホスト機能で、2台のスマートフォンなどを同時に接続することができます。Marshall Bluetoothアプリで簡単に設定や操作ができます。バッテリー駆動はできず、AC電源のみの使用となります。防水性能もありません。音質重視の室内用スピーカーとしておすすめです。
3機種の共通点と相違点
ここでは、3機種の共通点と相違点をまとめてみます。
共通点
- Bluetooth 5.0に対応しており、ワイヤレスで音楽を再生できる。
- カラオケ機能を備えており、マイク入力やギター入力がある。
- ライトショー機能を備えており、音楽に合わせて光るライトがある。
- TWS機能を備えており、同じ機種とワイヤレスでペアリングしてステレオ再生ができる。
- 専用のアプリで簡単に設定や操作ができる。
相違点
- JBL PARTYBOX 310は、ハンドルとホイールで持ち運べるポータブルタイプで、バッテリー駆動が可能。Sony SRS-XV900は、持ち手とキャスターで持ち運べるポータブルタイプで、バッテリー駆動が可能。Marshall Woburn IIIは、据え置きタイプで、AC電源のみの使用。
- JBL PARTYBOX 310は、IPX4の防滴性能を持つ。Sony SRS-XV900は、IPX4の防滴性能を持つ。Marshall Woburn IIIは、防水性能を持たない。
- JBL PARTYBOX 310は、最大約240Wの出力で、ベースブースト機能で低音を強化する。Sony SRS-XV900は、360度全方位に音を拡散させるX-Balanced Speaker UnitとMEGA BASS機能で低音を強化する。Marshall Woburn IIIは、トレブルコントロールとベースコントロールで音質を調整する。
- JBL PARTYBOX 310は、A2DP V1.3, AVRCP V1.6のBluetooth圧縮規格に対応する。Sony SRS-XV900は、A2DP V1.3, AVRCP V1.6, LDAC, AAC, SBCのBluetooth圧縮規格に対応する。Marshall Woburn IIIは、A2DP V1.3, AVRCP V1.6, aptX, AAC, SBCのBluetooth圧縮規格に対応する。
- JBL PARTYBOX 310は、USBポートが2つあり、外部メモリスロットがある。Sony SRS-XV900は、USBポートが1つあり、外部メモリスロットがない。Marshall Woburn IIIは、USBポートも外部メモリスロットもない。
メリットとデメリット
3機種のメリットとデメリットをそれぞれまとめてみました。
JBL PARTYBOX 310のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
|
Sony SRS-XV900のメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
|
|
Marshall Woburn IIIのメリットとデメリット
メリット | デメリット |
---|---|
まとめ
3機種のBluetoothスピーカーを比較してみましたが、それぞれに特徴があります。
JBL PARTYBOX 310は、持ち運びやすく、パーティーに最適なスピーカーです。最大約240Wの出力で、迫力のある低音とクリアな高音を再生できます。ライトショー機能やカラオケ機能も搭載しており、盛り上がること間違いなしです。防滴性能IPX4にも対応しており、屋外でも安心して使えます。バッテリー駆動時間は最大18時間で、USBポートからスマートフォンなどの充電もできます。ただし、重量が17.42kgと重く、Bluetooth圧縮規格はA2DP V1.3, AVRCP V1.6しか対応していません。外部メモリスロットもありません。
Sony SRS-XV900は、持ち手とキャスターで持ち運びやすく、360度全方位に音を拡散させるスピーカーです。X-Balanced Speaker UnitとMica Reinforced Cellularコーンで歪みの少ない高音質を実現し、MEGA BASS機能で低音域を強化します。ライトショー機能やカラオケ機能も搭載しており、パーティーにぴったりです。防滴性能IPX4にも対応しており、屋外でも安心して使えます。バッテリー駆動時間は最大14時間で、USBポートからスマートフォンなどの充電もできます。モバイルバッテリーとしても機能します。Bluetooth圧縮規格はA2DP V1.3, AVRCP V1.6, LDAC, AAC, SBCに対応しており、高音質なBluetooth伝送が可能です。ただし、重量が13.5kgと重く、外部メモリスロットもありません。
Marshall Woburn IIIは、ギターアンプのようなデザインが特徴的で、高級感があるスピーカーです。50W×2のウーファーと15W×2のツイーターを搭載し、豊かなサウンドを再生できます。トレブルコントロールとベースコントロールで音質を調整できます。aptXコーデックに対応しており、高音質なBluetooth伝送が可能です。マルチホスト機能で、2台のスマートフォンなどを同時に接続できます。ただし、重量が8.55kgとやや重く、Bluetooth圧縮規格はA2DP V1.3, AVRCP V1.6, aptX, AAC, SBCしか対応していません。バッテリー駆動ができず、AC電源のみの使用となります。防水性能やライトショー機能もありません。カラオケ機能やTWS機能もなく、マイク入力やギター入力もありません。USBポートや外部メモリスロットもありません。
以上のことから、私のベストチョイスは、Sony SRS-XV900です。理由は以下の通りです。
この3つのポイントが、他の2機種にはない優位性だと思います。もちろん、JBL PARTYBOX 310やMarshall Woburn IIIにも魅力的な特徴はありますが、私はSony SRS-XV900の方がバランスが良いと感じました。音質や機能性だけでなく、持ち運びやすさや防滴性能も重視する方には、Sony SRS-XV900がおすすめです。
引用
JBL PARTYBOX 310のメーカーサイトはこちら です。
Sony SRS-XV900のメーカーサイトはこちら です。
Marshall Woburn IIIのメーカーサイトはこちら です。