目次
比較概要
SONY SRS-XV800は、2023年5月に発売された大型のワイヤレスポータブルスピーカーです。約170mm×170mmの矩形ウーファーと5つのトゥイーターを搭載し、広い場所でも響き渡るパワフルサウンドを再生できます。また、マイクやギターの入力端子や、テレビとの光デジタル接続など、さまざまな再生方法に対応しています。防滴対応やキャリーホイールも備えており、屋内外で活用できます。
この記事では、SONY SRS-XV800と同じような価格帯で人気のあるワイヤレスポータブルスピーカーと比較してみます。比較機種は以下の2つです。
- BOSE Portable Home Speaker:BOSEのワイヤレスポータブルスピーカーで、音声アシスタントやWi-Fiに対応しています。コンパクトながら360度サウンドを実現し、防水・防塵性能も備えています。
- JBL PartyBox 310:JBLのワイヤレスポータブルスピーカーで、高出力なサウンドと光り物ライトでパーティーを盛り上げます。マイクやギターの入力端子や、カラオケ機能も搭載しています。
それでは、各機種の特徴や性能を詳しく見ていきましょう。
SONY SRS-XV800は広い場所でも響き渡るパワフルサウンド!同価格帯の人気機種と比較してみた比較表
比較機種 | SONY SRS-XV800 | BOSE Portable Home Speaker | JBL PartyBox 310 |
---|---|---|---|
イメージ | |||
価格(税込) | ¥49,500 | ¥51,700 | ¥49,800 |
サイズ(幅×高さ×奥行き) | 170×170×170 mm | 119×191.5×104 mm | 325×687×367 mm |
重量 | 3.5 kg | 1.06 kg | 17.42 kg |
バッテリー持続時間(最大) | 14時間 | 12時間 | 18時間 |
防滴・防水仕様 | IPX4(防滴) | IPX4(防滴) | IPX4(防滴) |
出力 | 60 W | 240 W | 240 W |
再生周波数帯域 | 20 Hz - 20 kHz | 45 Hz - 20 kHz | 45 Hz - 20 kHz |
Bluetoothバージョン | 5.0 | 5.1 | 5.1 |
音声アシスタント機能 | ○(Googleアシスタント、Amazon Alexa) | ○(Googleアシスタント、Amazon Alexa) | × |
ライト・イルミネーション機能 | ○(ラインライト、スピーカーライト、ストロボライト) | ○(リング状のライト) | ○(リング状のライト、ストロボライト) |
比較詳細
SONY SRS-XV800は、大型のBluetoothワイヤレススピーカーで、体育館や会議室など広い場所でもパワフルなサウンドを届けることができます。矩形のウーファーとフロント・リアのトゥイーターにより、クリアで迫力のある音質を実現しています。また、テレビのサウンドを効果的に増強する「TV Sound Booster」機能や、カラオケに便利なマイク入力端子など、多彩な機能も備えています。バッテリーを内蔵しており、屋外でもAC電源不要で使用できます。防滴仕様で、突然の雨や水しぶきからも安心です。ライティング機能もあり、音楽に合わせて7色に光るライティングを楽しむことができます。
レビュー記事からは、SRS-XV800の音質の優れたクリアさ、低音の迫力、拡張性の高さ、便利な機能、持ち運びのしやすさなどが肯定的に評価されていることがわかります 。特に映画や音楽番組など、臨場感のある音響体験を求める際には、「TV Sound Booster」機能や「ライブサウンド」モードが効果的です 。カラオケやダンスレッスンなどにも使えるマイク入力端子やキーコントロールボタンも魅力的です 。
SONY SRS-XV800と比較すると、JBL PartyBox 310は、より大型で重量のあるスピーカーです。出力も240WとSONY SRS-XV800の200Wより高く、低音の強化にも力を入れています。また、ライトショー機能も充実しており、5種類のパターンから選べます。Bluetoothのバージョンも5.1と最新です。JBL PartyBox 310は、カラオケやダンスパーティーなど、大人数で盛り上がりたい場合におすすめです。
一方、SONY SRS-XV800は、JBL PartyBox 310よりもコンパクトで軽量なスピーカーです。出力は200WとJBL PartyBox 310より低いですが、それでも十分な音圧を持っています。また、テレビのサウンドを増強する「TV Sound Booster」機能や、音楽に合わせて7色に光るライティング機能など、独自の機能もあります。SONY SRS-XV800は、家庭での映画鑑賞やカラオケなど、落ち着いた雰囲気で楽しみたい場合におすすめです。
メリットとデメリット
SONY SRS-XV800は、大型でパワフルなワイヤレスポータブルスピーカーです。その特徴から、以下のようなメリットとデメリットがあります。
メリット
- 大口径の矩形ウーファーとフロント/リアのトゥイーターで、迫力ある低音と広がりのある高音を再生できる。
- ライブサウンドモードやMEGA BASSモードで、音楽に合わせて臨場感や重低音を楽しめる。
- TV Sound Booster機能で、テレビのサウンドを効果的に増強できる。
- マイク/ギター端子やカラオケ用機能を搭載し、パフォーマンスやカラオケが楽しめる。
- バッテリーを内蔵し、最長約25時間の連続再生が可能。急速充電にも対応する。
- 防滴仕様で、屋外でも安心して使用できる。
- ライティング機能やサウンドエフェクトで、パーティーなどの盛り上がりを演出できる。
デメリット
- 重量が約18.5kgと重く、持ち運びには注意が必要。
- 本体サイズが約317×375×720mmと大きく、設置場所には余裕が必要。
- 価格が約8万円と高価で、個人用としてはコスパが低い。
- Bluetooth接続時にはTV Sound Booster機能が使えない。
- 360 Reality Audioには非対応である。
まとめ
SONY SRS-XV800とJBL PartyBox 310は、どちらも大型でパワフルなワイヤレスポータブルスピーカーです。しかし、それぞれに特徴や違いがあります。
SONY SRS-XV800は、テレビのサウンドを効果的に増強するTV Sound Booster機能や、カラオケ用機能を搭載しています。また、Bluetoothの高音質コーデックLDACに対応しています。SONY SRS-XV800は、家庭での映画鑑賞やカラオケなど、落ち着いた雰囲気で楽しみたい場合におすすめです。
JBL PartyBox 310は、低音の強化に力を入れており、MEGA BASSモードやライティング機能で迫力あるサウンドを演出できます。また、防滴仕様で屋外でも安心して使用できます。JBL PartyBox 310は、カラオケやダンスパーティーなど、大人数で盛り上がりたい場合におすすめです。
以上のことから、私がベストチョイスとしてお勧めするのはJBL PartyBox 310です。理由は以下の通りです。
- JBL PartyBox 310は、SONY SRS-XV800よりも低音が豊かで迫力があります。音楽を聴くときに重要な要素です。
- JBL PartyBox 310は、SONY SRS-XV800よりもバッテリーの持ちが良く、最長約25時間の連続再生が可能です。長時間のパーティーにも対応できます。
- JBL PartyBox 310は、SONY SRS-XV800よりも価格が安く、約6万円です。コスパが高いと言えます。
以上の理由から、JBL PartyBox 310はSONY SRS-XV800よりも優れたワイヤレスポータブルスピーカーだと思います。音楽を楽しみたい方にはJBL PartyBox 310をお勧めします。